私はアパレルの専門学校出身で将来はドレスに関わる仕事がしたいと考えていました。ブライダルジュエリーの世界を知ったのは、求人誌がきっかけでした。初めてお店に行った時の印象は「思っているより優しい世界だな」という感じです。ブライダルは体育会系なイメージがあったのですが、実際入社してみても、先輩たちは優しいし、同じタイミングで銀座本店に配属された同期ともとても仲良くなりました。当時はまだ人数も少なく、一人が抱える仕事の量も今より多かったように思います。それでもブライダルジュエリーという「一生に一度」を任される充実感は、非常に大きなやりがいでした。また、ダイヤモンドについての知識や世代を超えたコミュニケーションの取り方など学ぶことも多かったです。プリモ・ジャパンは退職して他社に転職した人たちにも「とてもいい会社だった」と褒められることの多い会社です。私自身、結婚しても出産しても「ずっとここで働いていたい」と思っています。
自分の子供にも自分が「働いている姿」を見せたいと思っています。「社会で認められている」ということを自分の背中で見せるのが、目標であり「私が頑張れる理由」ですね。そのためにも日々レベルアップしていく必要があると思っています。また、お客様の価値観や考え方も5年前とはすでに違っていて、常に学び続けなければお客様に寄り添うことはできません。お客様の嬉しそうな姿を見ると私自身も嬉しくなれるので、これからもお客様のためにできることを追い求めていきたいですね。実は以前、出産後に気負い過ぎてしまったことがありました。その時、先輩に「周囲を頼っていい」と言われ「全部を100%ではできないから、できることを全部やればいい」と気がつきました。長く続ける中では落ち込む時もありますし、波もあります。でも、そこで諦めてしまってはどこで何をやっても変わりません。私はみんなにも長く続けてもらいたいと思っています。そんな働きやすい環境を作っていきたいですね。