営業現場を統括する責任者として「お客様の声」を体現できるような「接客力を育む仕組み」を作りたいと考えています。世の中にはたくさんの選択肢があって、そこから何かを選んでも「何故それを選んだのか」選んだ本人すらもわからなくなりつつある時代です。そんな中人々は「パーソナルなつながり」を求めているように感じています。特にブライダルジュエリーというのは、お客様にとって一生に一度のお買い物です。だからこそ「お客様との間にアグリーを増やしていく」と言いますか「理由づけ」をしていくことが大切ではないでしょうか。お客様が何に悩んでいらっしゃるのかに耳を傾け、逆に何がいいと思っていらっしゃるのかを理解する。そうすることで、初めてこちらから提案することができるのだと思います。時代によってお客様が求める接客も変わりますから、本部にいても「現場第一」と考え、どうすれば多くのスタッフが活躍してくれるか、模索していきたいと思っています。
本部長の仕事には、経営陣と直接会話する機会が多くあります。そのため、感覚でモノを言うのではなく、メリットとデメリットを把握した上で理論立てて思考することが求められます。店舗にいた頃は、正直経験に基づいて接客をしたり「想い」で語ったりすることも多かったですが、情報に偏りがあると一部の店舗にしか当てはまらなかったり、安定した成果が得られなかったりと弊害も多くなってしまいます。大きな母体を動かしていくには大きな責任が伴いますので、具体的に数字に落として通用するか考える習慣を大切にしています。今の仕事の成果にはまだまだ満足していません。もしかしたら現場にいた頃の仕事は100点に近かったかもしれませんが、営業本部長としては40点くらいだと思っています。多くの社員が仕事とプライベートを両立できるようにしていきたいですし、一つでも多くの「幸せのカタチ」を作れるよう、業務内容の整備やサービス作りという観点から後押しをしていきたいです。